筋緊張

こどもの低緊張とはどういう状態なのか?具体的なトレーニング方法も紹介する。

低緊張とはどういう状態なの? 体幹でいうと筋緊張が低いと、インナーマッスルが脊椎の傾きに反応が遅れ、脊椎とのレバーアームが長く、大きなパワーを発揮できるアウターマッスルで制御してしまうことになります。 肩関節ではローテーターカフ、股関節では…

簡単に筋緊張を緩める方法

「痙性で筋緊張が亢進し動かすのが難しい」「ストレッチしても硬くて動かすのが困難」「簡単に筋緊張を落とす方法はあるのか?」 筋緊張が高くて動かしにくい手足に対して、ストレッチをすることで、緩むことはできますが、それだけでは本当に緩んだとはいえ…

筋緊張の評価 Modified Ashworth Scale(MAS)、Modified Tardeu Scale(MTS) 臨床への活かし方など

筋緊張の評価方法で臨床的によく用いられるものにMASやMTSがあります。 MASは痙性の評価と非収縮要素も含めた評価にもなっています。MTSは速度依存性での評価となりより痙性の評価としてはMASより妥当性は高くなっています。 Modified Ashworth Scale(MAS) …

脳性麻痺児者の二次障害予防 痙性麻痺と骨密度について

ptemon.hatenablog.com 今回は二次障害の中に痙性の増強と骨密度の低下をご紹介します 痙性増強の主な原因 痙性筋の伸張性低下に伴うもの 成長期の骨の成長に伴い痙性筋の相対的な短縮が引き起こされます。また運動機能低下や活動量低下に伴い関節運動が少な…

脳性麻痺児者における筋緊張の評価 動作観察からMASなど

「小児リハで筋緊張の評価は大切と感じているが、どんな評価方法を用いているのか」 筋緊張の評価って主観的な部分がほとんどですよね。臨床であればなおさらです。他のImpairment を問題点と明確にしているならもしかしたら筋緊張はたいして問題とならない…