赤ちゃんのつかまり立ち〜伝い歩きの促し方

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「身体を支えても足をつけてくれない」「立てたけどそこから動けない」「自分からつかまり立ちができない」

 

立つことに不慣れなお子さんはいらっしゃいます。ある程度は時間の経過も必要ですが、次のステップに向けてどのような方法があるのか紹介します。

  

 

立たせようとしても足をつけようとしないお子さんの場合

足裏で支える経験が少なくて慣れていないことが考えられます。過敏な子も慣れていけば大丈夫です。

 

まずは足をついて座るところからスタート。椅子に座ってもいいし大人の膝をまたいで座ってもいいので足をついて遊びましょう。

 

座る姿勢は深く座りすぎないこと。膝が90°に曲がっていること。足首は90°か少し引いた位置にする。

 

しっかり足に体重が乗り、足で支えているようなら、そのまま立たせてあげてもいいです。怖がらない程度に。

 

また、靴を履いて足をつく練習をしても効果的です。靴の重さと安定性から、足で支えやすくなります。

 

 

つかまらして立てるが動けないので泣いてしまう場合

つかまらせ立ちの初期は皆そうです。大人が後ろについてすぐに、座れるようにします。

 

手伝いもありながら座ったり立ったりを繰り返して膝を曲げ伸ばししながら立つ練習ができます。そのうちしゃがんで自分から降りることもできます。

 

自らつかまり立ちができない

ハイハイができて障害物も越えられるなら少しづつ障害物を高くしていきましょう。

 

ポイントは膝立ちを行わせること。

膝立ちしながら片足を上げて立ち上がることになりますので、高さのあるよじ登りや膝立ちができる高さで遊ぶことが練習になります。

 

 

伝い歩きの促し方

かまり立ちができたら立ってよく遊ぶと思います。立ち始めは足は突っ張ったままで胸も持たれている状態です。

 

手を使ってたくさん遊ぶなかで徐々に足に体重がかかるようになり胸も持たれにくくなります。

ここまでくれば次のステップです。

 

伝い歩きは左右の足に体重を乗せる必要があります。

遊ぶ際には左右にオモチャを置くなどして、左右に手を伸ばす動きをさせると左右に体重が乗ります。

 

さらに手を伸ばしても届かない位置まで誘導させると、身体が横に倒れながら足が出るときがあります。

 

最初は身体を持たれながら横に倒して行こうとします。

 

ここでのポイントは、伝い歩きをしそうだと思ったら大人が骨盤を支えて足を出す方とは逆の足に体重をかけてあげます。すると出す方の足は出しやすくなり身体も傾きにくいです。

 

関わってあげるときはポイントを見ながらしてもらってもいいです。普段は自由に伝い歩きをさせてあげるといいです。

 

一度し始めたら子どもは試行錯誤しながら上手になっていきます。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。