子どもが階段を足から降りられる練習方法

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「階段をハイハイで登るが降りるときは頭から行くので危ない」

 

ハイハイの時期に階段が好きでよじ登るお子さんは多いと思います。階段でなければ低いソファや椅子など登れそうなところがあれば登ろうとしますね。

しかし、登ったはいいが降りるときに頭から降りようとしたり自分で動けず大人の助けを呼ぶこともよく見られると思います。

 

そのような時期に足から降りる練習はどんな方法があるのか紹介したいと思います。

 

 どのような過程でできるようになるかというと、段の高さを認知する力が発達してくると、恐怖心から足から降りるようになります。

高さの空間認知は、四つ這いからつかまり立ち、伝い歩きへと上下の空間の運動発達に伴って認知されていきます。

1人で立ったり伝い歩きなどを通して脚での支持が上手になってきて身体の準備も整ってくると足から降りれるようになっていきます。

 

つかまり立ちからしゃがむ練習

つかまり立ちをしている状態から床にしゃがめますか?足から降りる練習としてはまず立った状態から足を曲げてしゃがむ経験が必要です。まだつかまり立ちで突っ張っている状態であれば、しゃがむ運動を練習すると良いです。

同時に伝い歩きや1人で立つ練習など脚で支える力をつけていきます。

 

上半身を段やソファに乗せて足から降りるのを誘導

骨盤あたりまで乗せて、骨盤を持ちながらゆっくりと足を床につけてあげます。ソファなどに登っているときオモチャなど誘導できるものを床に置き、取りに行こうとしたときにこのような誘導をします。足から降りるんだよと身体で教えてあげる方法です。なるべく子どもが降りる動きに合わせてくれるのを感じながら行うとよいです。

 

いつもより少し高い場所に登らせてみてどのように降りるか観察してみる。

意外と足から行く子もいます。高さの問題で低いと前から行けると思って行くパターンです。でも足から降りれる能力はあるので、誘導したり練習することは可能と思われます。