赤ちゃんの首の座りを促す方法

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「赤ちゃんの健診でくびの座りが遅いと言われた」

早ければ4ヶ月健診で指摘される方もいらっしゃると思います。

 

なんらかの原因がある方や発達の個人差など様々な要因はあると思います。

 

子どもの発達がよくわからない状態であればどうしたらいいのか悩みますよね。

 

比較的、筋肉や関節が柔らかい赤ちゃんは発達がゆっくりになることはあります。

 

このような赤ちゃんは周りに興味があるけど、自ら動くことが難しく、運動する経験が少なくなりやすいです。

 

なんらかの補助で運動を経験させる機会をつくることが、発達の促進につながる場合があります。

 

以下のケースで運動例を紹介したいと思います。

実施する場合は安全に十分配慮しながら自己責任でお願いいたします。

 

うつ伏せで頭が上がりきらない

うつ伏せにすると肘が引き込んで体の横に来ていませんか?肘の位置により頭の上げやすさは変わります。

肘を肩より少し前に出してみてください。肘の位置は肩幅より少し広め。すると頭が上げやすく、胸も上がると思います。

安定した姿勢で家族と関わったり、おもちゃで遊んだりと経験させることができます。

  

手を持って引き起こしても頭がついてこない。

 脇下を持ちながら床に座らせてみると、頭はまっすぐ保てますか?

保てるなら左右や前後に少しずつゆっくりと傾けてみて自ら保ち続ける経験をさせることができると思います。傾きすぎると頭を保持できずに倒れてしまうので、保てる範囲で行います。

座らせた姿勢でおもちゃを目の前に提示すると手は出てきますか?出てくるなら頭を保持しながら目と手を上手に使う経験になります。

  

仰向けで頭を正面に持ってくることが難しい

 棒状に丸めたタオルを仰向けの状態で首の下に挟みます。すると左右に向いていた頭は正面に向きやすくなります。頭が正面に向きやすくなると、視線も合わせやすくなるため見る力も養えます。その姿勢でプレイジムなどのおもちゃで遊んだり、家族と関わったりする経験ができます。

 

 

あくまで例ですので効果があるのかはお子様によって様々だと思います。

基本的に月齢に応じた運動発達はおおむね決まっていますが、お子様によって早い遅いはありますので、お子様のペースを温かく見守ることも大切なことだと思います。