脳性麻痺児者の腰痛や肩痛などの痛みを改善させる方法

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車いすにずっと座っていると腰や肩が痛い」「毎日腰を揉んでほしい」

 

ついつい腰痛や肩痛に対してマッサージを行いがちですが、長い間痛みや凝りと付き合っている方にとっては一時的に痛みにさよならできる瞬間であるため依存的になりがちです。

 

そもそもなんで痛みが出るのかというと動かないことが原因となることが多いですね。動かないと筋肉は凝り固まります。緊張している筋肉ならなおさらです。同じ姿勢や動きをずっとしてると私たちも痛みが出てきます。

 

脳性麻痺児者の方たちは姿勢保持にしても運動を遂行するにしても自ら姿勢を保ったり動くことは苦手です。

 

そのため身体のどこかで頑張っているので余計に凝り固まります。しかも同じパターンになりがちなので同じところに負担がきます。

 

それに自らの動きに制限があると車いすに長時間座っていること自体身体への負担は強いられています。

 

毎日毎日そのような環境で頑張っている方なので、普段から身体のケアのためにマッサージを待っている人は多いと思います。

 

ある程度痛みと付き合っていくことは私たちでもありますが、痛みをマッサージ以外で取る方法があったほうがいいですね。

 

運動する習慣

基本的に痛みは脳で感じています。ずっと痛みが続くと痛み刺激がないのにもかかわらず痛みを感じてしまうようになります。

例えばストレスとか疲労など。運動することで痛みを感じにくくする作用があります。

また筋肉が凝り固まってしまっていると循環も悪くなり痛みを感じてしまいます。運動することで循環も改善し筋肉も動かしやすくなるため痛みは改善されます。

 

運動内容について

有酸素運動が良いです。寝返りや四つ這い、立位歩行などの基本的な動作は簡単にできます。例えば寝返りを10回するなど。座る姿勢が続いていればベッドに降りるだけでも違います。同一姿勢を避けることが必要です。